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エージェント訪問
20018年6月21日、クチンにあるEXTREME EVENTSの事務所を訪ねました。マレーシアでよくある商業コンプレックスの2階で、EVENTSの名が示す通り、メインはイベント屋とのことで、室内にはスターウォーズ着ぐるみ?のようなものもおいてありました。
対応してくれたのは、Mrs. Bayという中国人女性で、小さい子供がいるらしいので30代前半でしょうか?
ちなみに、彼女の英語は中国なまりが少々聞きずらい部類です。
資料を基に、手続きの概要の説明を受けました。
・申請用紙の書き方
(申請用紙はMM2H公式HPからダウンロードできるが、提出用はフォームが違うので、我々が提出した書類をもとに、エージェントが書き写す。)
・パスポートのコピー(全ページ必要)
・今後の動き
➀銀行口座(普通口座)開設→送金→定期口座開設及び証明書類発行
②健康診断受診
③申請はエージェントが行い、イミグレーションでの面談はスポンサーのみで申請者は必要ない。(→後に変更)
この時点では、私は2回、奥さんは、あと1回クチンを訪問すれば申請が完了するはずでした。
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連絡が来た!
連絡を取ったそれぞれ2週間後と3週間後に、下記の二か所のエージェントから返信が来ました。諦めかけていたところでしたので、”マレーシア時間”とはこんなものかと知らされました。
EXTREME EVENTS MM2H SDN BHD
AMBANG WAWASAN (MM2H) SDN. BHD.
両社とも、申請の概要が説明されており、必要事項を要約すると、
・現地の銀行での定期口座の開設
申請者一人 :RM 100,000、夫婦で申請: RM 150,000
・現地での健康診断の受診
ビザは基本10年で、スポンサーの手配も可。
仲介料はスポンサー紹介込みで、AMBANGはRM8,000 EXTREMEは一人の場合:RM10,000R、夫婦二人の場合:RM11,500
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下調べ(2017/9~)
まずはネットでMM2H(長期滞在ビザ)申請についての情報を集めました。すると、MM2Hにはマレー半島、サラワク州、サバ州の3種類あり、それぞれ条件が異なることがわかりました。しかしながら、マレー半島以外の情報はほとんど見つかりません。サバ州で申請された方のブログ(サバ州MM2Hビザ取得体験記ブログ)が一件見つかっただけです。
参考にさせていただいたHP 海外移住情報
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/travel3.html
そのような状況下、サラワク州と他州の違いをまとめてみると、
➀ ビザの期間は5年。(他は10年)
② デポジットをすれば、国外収入証明は不要。
③ マレー人のスポンサー(保証人)が必要。
スポンサーの問題はありますが、条件だけを見ると、サラワク<マレー半島<サバ州となり、サラワク州が一番緩いように思います。
エージェントに連絡
個人申請にも挑戦してみたかったのですが、スポンサーの当てがなかったので、エージェントを通しての申請としました。
日本国内のエージェントでサラワクMM2Hを扱うところがないので、現地のエージェントを探すこととなります。幸いなことに、MM2H公式HPに州ごとのエージェントリストが載っているので、クチン在住の3か所に連絡をとりました。
MM2H公式HP
http://www.mm2h.gov.my/index.php/en/our-agents/list-of-registered-agents
待てど暮せど…
2017年9月末にメールにてエージェントに連絡をしたのですが、返信が来ない…。フリーメールからの発信だったので、念のためエアメールを送りましたが、やっぱり音沙汰なし。
実際に頼むとなったら、密に連絡を取らなければならないので、最初からこんな具合では、申請を依頼するのはむずかしい。いきなり諦めなければならないのか?
サラワク州移住計画
サラワクって何処?
サラワクは、もう一つのマレーシア、”ボルネオ島”の西部に属しています。移住先で人気のあるクアラルンプールやペナン島はマレー半島側に属しています。
なぜサラワク?
今から15年ほど前、シンガポールで仕事をしているときにマレーシア各地を旅行しました。当時はバイクを持っていたので、マレー半島側はマイナーなところを含めて色々と訪問しました。
ある年の正月休みに、シブ、カピット、クチンといったサラワク州の町を訪れ、半島側にない自然の豊かさや、のんびりとした雰囲気に惹かれました。特に夕刻に散策したクチンのウォーターフロントは、漠然とですが、「将来、住むならこんなところがいいな」と思わせる素晴らしい場所でした。